はじめに:留学の失敗と成功
留学には夢があります。
誰も失敗したくありません。
なので、内容が良くなくても「成功した」と思い込みたくなります。
失敗に気づかない、という失敗をしないよう、しっかりと準備をしましょう。
この記事では具体的にどのように準備をすればよいかを
情報収集
の観点から説明します。
初級者向け
所属先の学校・教育機関
高校・大学、どこかのスクールに所属している場合です。
「国際交流センター」があれば、留学担当の職員さんに聞いてみましょう。
手数料・サポート料など基本無し
自分が大学の留学担当をしていたので、働いていた点から、基本無償でやってます。
奨学金留学・授業料減免のチャンスがあるかもしれません。
学校にいけば手続きが完結
毎日行ってる場所で手続きOK。(学校の人が手続きをやってくれる。)
必要に応じて
「ビザ取得のため~に行ってください。」
ということはありますが。
長期でも単位振替制度の可能性
休学せず卒業可能。
!注意点!
自由度の低さ
学校側が決めるので自分で調整することはできません。
原則学校の指定したスケジュールやきまりに従うことになります。
旅行会社の介入
何らかの方法で手数料・マージンが参加費に入っているかもしれません。
学校等のルールの縛り
たとえば
- 毎月の報告・レポート・その他提出書類
- 出発前・帰国後の面談やミーティング
以上を提出する必要があります。
担当者の対応の差
留学を多く送り出すことでその教職員に直接的なメリットや手数料収入はでません。
熱意・経験のある担当者がいればよいですが、もしそうでない場合は・・・、ということも。
旅行会社・エージェント
サポートの手厚さ
学校も書類・事務手続きなど基本全てサポートしてくれます。ただ、学校との違いは
学校=教育機関=学生の指導
(手続きから学んでもらいたいと考え、積極的に関わってもらおうとする)
旅行会社=利益を出すところ=お客様にサービス提供
(サービスを続け満足度を上げ、客を呼びたい)
こんな違いがあります。困ったら会社が全てやってくれるでしょう。
有料ですが・・・。
航空券対応の強さ(旅行会社の場合)
海外渡航の仕事をしていると何かしらの問題が出てきます。
たとえばこの記事を書いている2020年3月はコロナウィルスの影響が大きいです。
私もハワイへの引率業務でデルタ空港の減便の影響をもろに受けました。
乗る予定だった帰国便がなくなりました。
それでも旅行会社のおかげで帰着する空港の変更はありましたが、無事日本に帰国できました。
旅行会社の強みはまさにこれです。
個人で航空券を予約すると、こういう対応を自分でやらなければいけません。
注意点
何らかで手数料・マージンなど
利益を上げなければいけないのでしょうがないです。
あるいは、提携している語学学校からのキックバックなど。
お客様対応(もちろんだが)
留学が商品ですので、サービスが受けられます。
ただ、勘違いして自分で学ぶ態度を忘れないように。
妄信するとどんどんお金が・・・
相談
↓
英語力ないですね~
↓
この講座へ~
↓
テキスト
・・・。支出。
中級者以上
留学フェア・イベント
留学先スタッフとの交流
実際に各ブースでメールアドレス交換して、興味のある学科の先生とつないでくれることも。
刺激
会場ではこんなに留学しようと思っている人がいるんだ、と気づきます。
注意点
ある程度の英語力
ないと担当者の言ってることがわからないことがあります。
人気の学校・大学は行列
就活イベントと似た感じ。
ある程度行くところを事前にチェックしておくと良いです。
ネット、SNS、インフルエンサーから情報を得ることも可能ですが、あくまで個人的な経験が多いです。
複数の意見を比べましょう。
まとめ:知識武装はより良い留学をうむ
初級
- 自分で知識をつけることと同時に
- 旅行会社・留学エージェントを「活用」する
- 「利用」されないように「知識武装しつつ」が大切
中級~
- 培った知識をイベント・フェアで担当者にぶつける感覚
- 各ブースで積極的な姿勢を見せる
- 担当に見込みがあるとみられる
- 直接その学校の先生やより詳しい人につないでくれる
- 活用のしかたによってイベント場が留学エントリー会場に
情報収集するための情報収集が大切です。
ただ、「ハウツーコレクター」にならないように、実際にイベント会場に足を運んでみましょう。
情報収集をしながら留学スタイルも具体的に検討できれば前に進みます。
スタイルについては
私がイギリス大学にいた時に感じたことや、実態については
こちらをご覧ください。
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