山火事と畏怖:『オンリー・ザ・ブレイブ』が描くアメリカ森林消防隊

アメリカ森林消防隊の実話。

過酷な環境で訓練した強固なチームワークも巨大山火事の前では無意味。

自然の前では人間は無力。

精鋭部隊でも無力。

巨大山火事を防火テント1枚でしのごうとする気持ちはどうだろうか。

「生存者が一人いる」自分の最愛の人出なかった時、平静を保てるだろうか。

Only the Brave Trailer #1 (2017) | Movieclips Trailers

ジョセフ・コシンスキー監督『オンリー・ザ・ブレイブ』(Only the Brave、ブラック・レーベル・メディアディ・ボナヴェンチュラ・ピクチャーズ、2017年、アメリカ)

2013年アメリカのアリゾナ州。

巨大山火事「ヤーネルヒル火災」で全滅した森林消防隊の精鋭(ホットショット)「グラナイト・マウンテン・ホットショッツ」の伝記映画。

 

前半のチームビルディング、どうしようもない若者の父親になったときの変化、森林消防隊の立ち位置が描かれる。

 

街での火災と戦う『バックドラフト』とは異なった、対自然との闘いを描く。

 

2025年1月、カリフォルニア山火事もあり、アメリカもしばしば自然が牙をむく。

いや、自然は昔から変わらない。

人間が自然に入り込んでいったのか。

 

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