大学の英語授業で洋楽を使うメリットデメリット・学生の声

某大学の2年生、英語専門ではない学科、24人のクラスに筆記試験後、無記名でアンケートを取ってみました。

その中でコメント記入の部分は学生の生々しい声なのでここで紹介して、それに対する私に返答をさらけ出したい思います。

ただでさえ閉鎖的な大学授業を（できる限り）オープンに。

Q6　学びの中でわかりにくいことはありましたか？　あれば具体的に教えてください。

英語としての発音などはとてもわかりやすかったが、それを日本語に訳したり日本語から英語に訳したりするところはもう少しゆっくりやってほしかった。

テストで洋楽歌詞の日本語を英語にしていくものを20点分だしたのですが、これについては勉強の仕方をさらっとやっただけでした。

しかし、これを丁寧にやろうとすると肝心な発音のに時間がさけない。

対応としては

• 日英訳をなくす
• 発音を削る

この２つになるのか、どうか。どうしましょう…。

わかりやすかったです

こういう声が多かったです。良かったです。

Q7 その他授業運営について「～をやってほしい」など、気づいた点、改善点、要望、意見などたんと教員に伝えたいことあどあれば自由に記入してください。

良い授業でした

ありがとう。複数こういう声がありました（感動）。

リクエストの曲を１曲ではなく2,3曲行うと良いと思いました。モチベーションが上がります。１年間楽しい授業ありがとうございました。

やはりリクエスト曲は強いですね。

英語を専門としない学生に教えることが良いので、少なくとも、話題の曲から選ぶと、バランスが良いでしょうか。

2021年度は増やしてみます。

テストのディクテーションでCDの後に先生が発音するときに「2回目しゃべりまーす」など一言かけていただけるとあわてずにかけるのでやってほしい。

これは早速修正しましょう。その一言が助けになるのですね。

やってみます。

わかりやすい授業でした

意外とそう思ってくれていたのですね。良かった（感動）

リンキングの難しさに気づきました

これに気づいてくれれば、英語力が伸びやすくなります。

歌を歌うなど普通では体験できない英語の時間でとても楽しく、かつ身になる授業でした。ありがとうございました。

「普通」でなくてすみません。

でも半強制的にまねをしなければならない状況を作って、それに従ってくれるだけで、英語をアウトプットする感覚は得られたと思います。

（中途半端英会話スクールではなく）

日本語を英訳するのは授業中であまり触れてこなかったのでテストに出て本当に辛かったです。

これなんですね。和文英訳の文法講義に似ても良いのですが、そうすると発音の比率が下がるという、ジレンマ…。どうしましょう。

英語の歌で授業するのは楽しいけど、発表でみんなの前で歌うのは歌がへたなわたしにはきつかったです。

すごく気持ちわかります。下手なものを発表しなければいけない気持ち。

ですが、そういう経験を今のうちにやっとけば、それ以上の「きつさ」は慣れると思います。

僕も最初、発表自体へたくそで「きつかった」ですが、慣れます。

まとめ：洋楽を扱うのはやっぱり良いが、文法も、となるとどちらに比重をかけるか…

クラスの雰囲気はとても静かで、「楽しい」と思ってくれているのか正直わかりませんでした。

ですが「楽しい」「わかりやすい」という声があったように、やはり題材は大切です。

テキストも使っていたこともありますが、やはり扱い方、というか、「楽しく」思えないと継続できませんよね。

英語授業で洋楽を完璧に。良いです。

授業で洋楽を使う意味については

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2020.03.20

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